2014年4月30日水曜日

フィリピンの治安、実際はどうなの?データで判断するフィリピンの治安

今日はよく聞かれるフィリピンの治安についてお伝えしたいと思います。



フィリピンの治安をイメージではなくデータで判断

日本人のイメージからすると、「フィリピンは治安が悪い」につきると思います。それはなぜでしょうか?日本ではそういったことばかりが報道されるからです。

では、歌舞伎町で殺人が起こったから東京は危険ですか?

マスコミが報道するのは、たくさんある情報の中の一握りだけです。物事を大げさに報道し、視聴率を上げるのです。これがマスコミというものです。

このような偏った情報だけでは本当のフィリピンは見えてきません。本来の情報を知るためには、マスコミだけに頼らず、データ、数字をベースに物事を客観視することが大事でしょう。



日本の治安より明らかに悪い

フィリピンの治安レベルはどうなっているのか?国連が調査した犯罪に世界各国の犯罪の統計を見てみましょう。

フィリピンだけではなく、米国、豪国など英語留学先になる国の犯罪統計をご覧ください。

 
殺人
強盗
レイプ
フィリピン
6.4
9.5
2.9
アメリカ
5.2
141.8
28.6
カナダ
1.7
97.1
1.5
イギリス
1.2
147.2
24.1
オーストラリア
1.2
78.3
 
ニュージーランド
1.3
52.8
30.9
日本
0.5
3.4
1.2

この表の統計からフィリピンの治安が見えてきます。まずは上記3つの犯罪は日本よりもあるかに多いです。しかし、レイプや殺人の発生率は欧米の国々と比較するとはるかに低いことが分かります。

殺人に遭遇する確率

次は日本人が殺人被害に遭う確率です。

殺人被害にあった日本人






















「平均的に1年間に5人」というのがフィリピンで日本人が殺人に合う確率です。三か月以上の長期滞在者が18,000人ほどいますので、28.6/100,000という確率になります。

日本での殺人発生率0.5人、フィリピン国内の発生率6.4人と比較するとはるかに高い数となります。

ということは、フィリピンにいる日本人は日本国内にいるよりも高い確率で殺人被害に遭うことになります。


留学生はほとんど被害に遭わない

フィリピン留学中の日本人が殺人被害にある可能性はどうなっているのでしょか?

フィリピン大使館の情報では、被害に遭った日本人には以下のような共通点があったといいます。


・フィリピン人とのトラブル

・フィリピン人配偶者を持っている人

・中年以上の男

・ドラッグに関係している人

・暴力団に所属している人


要は事件に関係していた、巻き込まれたゆえに殺害されたということです。

フィリピンでただ留学生活を送っている人が殺害される確率は極めて低いです。実際にフィリピン留学中に日本人が殺されたことは今まで一度もありません。



犯罪を回避しよう

フィリピンの犯罪発生率はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ等の欧米諸国よりは低いですが、日本より高いのは事実です。



しかし、危険だからと費用の安い、マンツーマンレッスンのあるフィリピン留学をあきらめてしまうのもどうかと思います。

韓国人は年間10万人程がフィリピンへ留学しにきています。その約50%が小学生だといいます。



本当にフィリピンがそれほど危険な国であれば年間に10万人もの韓国人が留学するわけがありません。自分が親ならそんな国に自分の子供を送らないはずです。

対策をしっかりとすれば私達日本人もフィリピン留学のメリットを十分に活かせるはずです。


フィリピン留学に備える意識

フィリピン滞在中に事件に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいのか?それは心構えです。

・海外にいるということを忘れない
日本は平和ボケしている国です。日本よりも犯罪発生率が低い国はほぼありません。「ここは日本ではない、危険なところなんだ」という心構えをしてください。



・常に警戒心を持つ
ひったくりやスリなどの軽犯罪が普通にあるのが外国です。安全すぎる日本での平和ボケしている日本人は少し過剰に警戒しているくらいがちょうど良いでしょう。





フィリピン留学中の注意事項

日本と同じ感覚では被害に遭う可能性があります。自分の行動をしっかりと見つめ直しましょう。

・危険なエリアを調べる
語学学校到着後、危険な場所、注意した方がよいことを周りからしっかりと聞く。

・スラムには決して立ち寄らない
好奇心を抑えて危険な場所は極力さけてましょう。



・夜出歩かない
当たり前のことですが、夜の方が昼間よりも危険です。女性の一人歩きはもってのほかです。

・パンツの後ろポケットに財布を入れない
スリからすれば「ここに財布がありますよ、盗ってください」といっているようなものです。



・必要以上の現金・カード類を持ち歩かない
極論をいえば、盗られてもいい物だけを持ち歩くことです。



・ストリートチルドレンには要注意
地元の子供に囲まれて、遊んでいたら財布がなくなっていたということはよくあります。子供の窃盗団もあるくらいなので、相手にしないようにしましょう。



・高そうなものを身に着けない
高価な時計、アクセサリーをジャラジャラつけていたら、目を付けられて強盗の的になってしまします。

・目立たない
フィリピンではおとなしくしていることです。日本語で目立ったことをしていると、「ここに金があるので取りに来てください」と言っているようなものです。


フィリピン人の対応の仕方


・日本語で話かけてくるフィリピン人には注意
特に観光地で近寄ってくる現地人は、騙すことが目的な場合が多いです。相手にしないことです。

・フィリピン人を馬鹿にしない
彼らは自尊心が高いです。馬鹿にしたり、公衆の場で叱ったりすると良くないことに発展するかもしれません。


フィリピン語学学校選び

もしもの時のことを考え、セキュリティーが設備が整った学校を選ぶことをお勧めします。

・AELCセンター2

フィリピンクラーク経済特区内にあるオーディカウンティという住商複合の施設内にある学校です。セキュリティーに関しては、フィリピンでトップと言っても過言ではないでしょう。


建物内に入るにはこのゲートを通らなければなりせん。

24時間武装した警備員が駐在しています。



建物の入り口にも警備員が駐在しています。


建物内には100台以上のセキュリティーカメラがあり、24時間録画されています。


このセキュリティールームで24時間監視カメラが管理されています。


学生寮にはインターホンがあります。


部屋の中から訪問者を確認することができます。




・AELCセンター1

フィリピンクラークにあるAELCのもう一つのキャンパスです。


この正門以外から敷地内に出入りすることはできせん。


24時間この監視カメラで管理されています。


敷地内には多数のセキュリティーカメラが設置されています。


入口だけでなく、キャンパス内にも武装した警備員が駐在しています。



フィリピンの治安については以上になります。

私もフィリピンに2年近く滞在していましたが、トラブルはほとんどありませんでした。スリ一度に置き引き二度だけ(?)です...。

念をおして言いますが、「ここは日本ではなく外国だ」という意識がとても大切です!



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