さて気になるフィリピンマニラの治安ですが、実際どうなっているのでしょうか。
結論からいうと「安全ではない」というのが正解です。
しかし、それは必ずしも危険だという意味ではありません。
個人の注意次第というのが妥当な表現でしょう。
実際、多くの人が「マニラ=危ない所」という認識を持ったのは1986年にフィリピンで発生した三井物産マニラ支店長誘拐時間が大きく関わっていると思われます。
その他にも「フィリピンに犯罪者が逃げ込む」という噂が関係しているのではなのではないでしょうか。
世界から見たフィリピンの治安
イギリスのエコノミスト誌が24の項目を調べ上げ「世界平和度指数」というものを144か国を対象に調査しましたが、これによるとフィリピンは第129位でした。
ちなみに日本は4位です。
この順位だけ見るとフィリピンはとても危ない国に思えます。
犯罪の発生状況は実際にどうなっているか?
フィリピン日本大使館の発表では以下の通りです。
フィリピン国家警察統計資料によると、2011年にフィリピン全体で起こった犯罪の20%はマニラ首都圏で起こり、その中で殺人事件が約7%、強姦事件が約10%、強盗事件が約30%となっており、フィリピンの人口10%のマニラ首都圏の犯罪率は非常に高いく、また凶悪なものとなっています。
また、それらの犯罪で犯人が逮捕されるのは全体の20%程度にとどまっており、事件の対応についても不安を消しきれないのが実状なようです。
警備員の見た目が...
フィリピンに来て皆驚くのが、警備員が散弾銃を持っていることです。銃社会であるフィリピンでは当然警備員も銃装備しています。ショッピングモールの入り口では銃を持った警備員が身体検査をします。しかしながら、フィリピンでは外国人となる日本人はさらっとチェックされるだけで済みます。
結局は個人の注意次第
皆さんの不安をかきたてるようなことばかり書いてしまいましたが、約一年の私のフィリピン滞在で命の危険を感じたことは一度もありません。置き引きなどの軽犯罪には二度遭遇しましたが...苦笑
冒頭で「個人の注意次第」と書きましたが、気を付けていれば犯罪に巻き込まれることはほとんどないでしょう。
鉄則としては、貴重品は常に携帯、バッグは前に、派手な格好はしない、酔い過ぎないなどを気を付けることです。
フィリピン人からすると「日本人はお金を持っている」という風に見えるので、に日本人ツーリストっぽくない恰好をすることが大事です。実際、私は現地に溶け込みすぎて、現地の人間にタガログ語(フィリピン)で話しかけれていました...苦笑
また、フィリピン留学の際には現地の日本人スタッフからいろいろな情報を聞くことをお進めします。
まとめ
日本は安全すぎるといってもいいくらい安全な国です。レストランでカバンやケータイを盗まれることなんてありませんし、町を歩いていてストリートチルドレンが群がってくることもありません。外国でも日本のその安全さが当たり前だと思っているととても危険です。
日本人は安全に慣れ過ぎてしまっているのが実状です。
フィリピン以外の国でも、「ここは海外であって日本ではない」という意識を忘れないようにしてください。
またフィリピン留学はセキュリティーがしっかりしている学校を選んぶことが重要です。
AELCセンター1
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